あげそげコラム

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コラム掲載号:20171208

リトルフェニックス定期演奏会

 前身の「山陰放送…合唱団」から通算して五十八年目、県下で最も伝統ある合唱団―「山陰少年少女合唱団リトルフェニックス」が恒例の定演を開く。

 その活躍は国際文化祭や全日本ジュニアコーラスフェスティバルへの参加。仏、韓国、リトアニアそれに昨年はポーランド・スペイン、今年はデンマークでの演奏も行った。

 

 

十二月十日(日)14:00~(開場13:30)米子市文化ホール。入場料大人千円、高校生以下五百円、三歳未満無料。指揮原礼子・ピアノ渡邉芳惠。賛助出演=合唱団きゃらぼく・合唱団ぽぷら・ドリームエコー・歌はともだち・コールセゾン。十二月の第二日曜日は合唱を通じ世界の人々が連帯し、平和を築き、そして相互理解を深める「世界合唱の日」定演はその日に当たる。問合せ090-8248-5789

 

 

太陽光発電の届け出

 

 近年、屋根に乗っている太陽光パネルも多くなった。しかし、そのメンテナンスやパネルが計画通りの効率で発電しているかのチェックなどは、十分されているだろうか。

 パネルの老化・劣化も問題だが、最悪の場合は火災事故もあり得るとなると、留意が必要だ。

 東日本大震災の後、2012年7月施行の「再生可能エネルギー特別措置法」(以後FIT法と略す)により太陽光発電は大幅に増えたが、工事をした事業所の知識不足や認識の甘さなどから、取り付け不良や発電の不具合など問題点が浮き彫りになっている。

 そして、今年4月「FIT法」が改正され、新たに「届け出手続き」や「保守点検などの義務」が太陽光発電をしている個人宅にも求められるようになった。

 今年4月以降「事業計画」を提出すること、「メンテナンスの義務化」が定められ、届け出を怠った場合認定の取り消しや売電できなくなる可能性がある。

 対象は2011年7月~今年3月までの「旧FIT法」で設備認定を受けたすべての方。届け出手続き期限が12月末なので、まだの方はお急ぎください。

 資源エネルギー庁の広報もされたが、聞き漏らし、届出を怠ると融資返済や投資回収計画などもメチャクチャになりかねないと言われる。施工業者またはメーカーへの問い合わせを急ぐことが肝要だ。

 届け出の問い合わせはまずパネルの施工業者へ。あるいは、ネットで「なっとく!再生エネルギー新制度」を検索するか「未来のエコラ」050-5309-0665へ。

 「未来のエコラ」はとっとりエコサポーターズや環境問題に関心ある市民らが集まり、県西部を中心にエコライフに関して活動しているグループ。毎月一回会議をもって取り組みについて話し合う。

 

(河中信孝)

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