あげそげコラム

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コラム掲載号:20171124

はじめての単身赴任

 1年半の間、東北に単身赴任していた夫が先月戻ってきました。急に決まった単身赴任。しかも行先は東北。片道7時間ほどかかり遠すぎる距離でした。

 夫の東北行きが決まった頃、我が家では長女が高校受験を目前にしていました。家族で東北に行くにしても既に願書の提出が間に合わない時期で、東北の高校に通うなら米子で受験してから編入試験を受けなければならない状況でした。その後志望校に合格し家族で話し合った結果、3年間は米子に残って、夫だけが東北に単身赴任することになりました。

 

 

「離婚疑惑?!」

 

 単身赴任生活がはじまり忙しいながらも元気に暮らしていました。しばらくして保育園から保護者変更手続きの用紙が市役所から届いた、と手渡されました。夫が仙台に住所変更したので世帯主の記載はすべて私の名前に変更されるとのこと。子供たちの書類などすべて保護者欄が夫の名前から私の名前に変わりました。夫が単身赴任なので、と近い方には伝えておりましたが、まわりの方からは「離婚したのでは?」という疑惑も多かったと思います。確かに書類の保護者欄に母親の名前を書いていたらそう思うのが普通なのかもしれません。

 普段自宅で仕事をしているのでサロン=自宅 ということもあり、防犯上夫が一緒に暮している、としておいた方がいいと思い、あえてあまり単身赴任のことは言わないようにしていたことも原因だったと思います。そんなわけで「最近旦那さんみないね、どうしたんだろう」との疑惑をもたれながら少々居心地の悪い生活を送っていたのでした。

 

 

「女だけの生活から一変」

 

 そんな別居生活を すること1年半。すっかり夫不在の生活にも慣れていたところ、急きょ米子に戻って来ることになりました。

 パパが帰ってくることをすごく喜んだ6歳の三女。それに対して、え?そうなん?と冷めた反応を返す思春期の娘たち。女だけの生活にすっかり慣れきっていたので、洗濯物のことなどトラブルであふれています(思春期の女子によくあるあれです(笑))。

 上の娘たちだけではなく実は私も朝の忙しい時間にやることが増えてペースが乱れたり、夫も自分のペースで仕事ができなくなったり、と帰ってこれて良かった!と喜んだのもつかの間、家族みんな多かれ少なかれ不満がたまっている今の状態。

 でも、またいっしょに生活できるようになったことはとても嬉しいこと。早く今の生活に慣れて、これからも家族仲良く暮らしていきたいなあ、と思うのです。

 

 

Bebimaship(ベビマシップ)

渡辺久美

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