あげそげコラム

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コラム掲載号:20200717

コンサート米子は和楽器演奏集団

 十九年前、植木陽史(和太鼓・津軽三味線)を中心に琴、尺八、篠笛、唄などを加え、今までにない演奏集団「独楽(こま)」を結成。全国ツアーのほか、海外進出も果たした。和楽器の魅力そして日本人であることのすばらしさを伝えている。

 

 

七月二十一日(火)18時開場18時45分開演。米子市公会堂で会員制だが当日入会可。来米のメンバーは川口真満(筝)京極由加(津軽三味線・唄)大升陽一郎(篠笛・獅子舞)中井雄太郎(和太鼓)岡本綾香(和太鼓)

問0859-34-3173

 

 

世界2位廣池正弘氏

 

 先月のことなのでご存じの通りだが、南部町在住の写真家 廣池正弘さんが「ソニーワールドフォトグラフィーアワード2020」でプロフェッショナル部門世界第2位を受賞された

 このコンテストは世界最大規模、この部門だけでも13万2千枚の応募の中で「ヒメボタル」を写した9枚組の作品が受賞。

 廣池さんはシーズンにはほとんど毎日撮影に出かけるが、5台のカメラを駆使、タイマーを仕掛けて一晩一台30枚程度を撮影。ヒメボタルはゲンジボタルと違って、点滅が短時間で長い間シャッターを開くと、飛んだ軌跡が光の点となって写る。蛍の飛び交う様は夢現の世界とも映り、廣池さんの愛機のフィルムに焼き付けられる。

 

 

 この受賞を記念して受賞作品などおよそ50枚を入れた記念写真集『HIMEBOTARU』が今月下旬発刊される

 今井印刷の(米子市富益町)の写真印刷機6千万画素という超高精細印刷「富士フィルム・ジェットプレス」で印刷される。滲みのないシャープさと、高密度かつ高精細な描写で最高の写真集になりそうだ。

 廣池さんは今春から7月にかけてロシアの「AWADS35」など3つの賞に輝いている。

 問い合わせ 0859-31-5000

 

(河中信孝)

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