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件名 第20回記念「年賀状版画コンクール受賞作品展」
当館が年賀状版画コンクールを始めて、今年度は二十回の節目の年となりました。2000年(平成12)に始めたきっかけは、、2年後に鳥取県で開催予定の国民文化祭版画の部が西伯町(現南部町)緑水湖畔を主会場として開催されることになり、版画教室や版画作品展示などとともに企画の一つとして全国に年賀状版画作品を募集したことによります。
板祐生はガリ版を駆使して絵柄を作りました。1936年(昭和11)、武井武雄の主宰する年賀状交換会「榛(はん)の会」に入会して、恩地孝四郎、関野凖一郎、川上澄生、橋本興家などの一流の版画家に混じって年賀状を制作し、ガリ版作品を芸術にまで高めました。当館が版画制作による年賀状を奨励することは、祐生の活動に因んでのことです。
当初は、小・中学生を対象としていましたが、第九回(平成20)からは高校生・一般にも範囲を広げて今回に至っています。例年応募して下さる方は多く、全国から質の高い作品が寄せられています。版画には多くの技法があり、作品は人によって評価が異なります。しかし、一年最初に手にする賀状は、「もらってうれしい」ことが何より大切です。このため、観覧者にも審査投票を依頼し、芸術性も踏まえながら、年賀状にふさわしい作品審査となるよう心がけています。また、当コンクールは、県内からの応募も少なくなく、地域の文化振興にも寄与してきています。
この度、第一回からの受賞作品716点をすべて展示しました。これらの作品から、正月のうれしい気分を味わっていただくとともに、自らの作品づくりの参考としていただければ幸いです。
出演者・内容など <展示作品>
第1回 56点、第2回 69点、第3回 62点、第4回 65点、第5回 66点、
第6回 70点、第7回 47点、第8回 36点、第9回 23点、第10回 20点、
第11回 15点、第12回 16点、第13回 22点、第14回 22点、第15回 26点、
第16回 22点、第17回 23点、第18回 27点、第19回 29点
第1回 56点、第2回 69点、第3回 62点、第4回 65点、第5回 66点、
第6回 70点、第7回 47点、第8回 36点、第9回 23点、第10回 20点、
第11回 15点、第12回 16点、第13回 22点、第14回 22点、第15回 26点、
第16回 22点、第17回 23点、第18回 27点、第19回 29点
開催日時:2018年12月01日 9:00 ~ 2019年03月31日 17:00
会場:祐生出会いの館(緑水湖畔)
住所:〒683-0343 西伯郡南部町下中谷1008
会場電話:0859-66-4755
チケット:一般:300円(240円)高校・大学生:200円(160円)中学生以下:無料 ※( )は15名以上の団体 ※身障手帳所持者と介護者1名無料
備考:
主催者:祐生出会いの館
主催者電話:0859-66-4755